動物病院によくある法律相談

(1) 治療費の未回収
交通事故に遭った動物を持ち込んだがそのまま引き取りに来ずに治療費も支払わない、治療結果に納得がいかないなどと述べて治療費を支払わないなどというご相談が寄せられることがあります。
これらの場合、①治療開始前の対応(連絡先の把握や治療内容の事前説明など)、②治療後の対応(内容証明などでの請求や訴訟)を、状況や回収可能性に応じて行うこととなります。

 

(2) 治療・手術の際の合意書作成、チェック
治療や手術を行う前に、飼い主に合意書を書いて頂く場合もあるかと思います。
合意書は後日の紛争を予防するために一定の効果があるといえますが、その内容によっては紛争予防効果が不十分であることもあります。
合意書を作成する際には、できる限り後日生じる紛争の危険性を少なくできるような内容で作成する必要があります。

(3) 飼い主からのクレーム対応
治療や手術について飼い主からクレームがあることも多いかと思います。
クレームは、正当な内容や今後の動物病院にとって有意義な内容もある一方で、不当な内容や動物病院の業務に支障を来すほど同じ内容を多数回に渡って述べる方がいるのも原状です。
弁護士をクレーム対応窓口にすることで、動物病院の本来の業務に集中できるというメリットがあります。

(4) 口コミサイト情報の削除
近年は、顧客が店を選択する際にインターネットを見て、口コミサイトに投稿された情報を参考にすることが多いと思います。
そのため、口コミサイトに真実と異なる情報が投稿されて掲載されてしまうと、動物病院の経営に大きな打撃を与えかねません。
口コミサイトに掲載された投稿を削除するためには、各口コミサイトにおける手続を行う必要があります。
この手続においては、情報が真実と異なる点や、情報によって動物病院が損害を被るおそれなど、法的視点から記載する必要があります。

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